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呼吸困難感・息切れ・呼吸苦① [呼吸理学療法]

さあ、いよいよ臨床的なことを書いていきたいと思います。
今まで前置きが長かったので、好きなことを書けるのはわくわくしますね。



「おら、ワクワクすっぞ」状態ですね、はい。



臨床上の運動基準に「アンダーソン・土肥による基準」というのがあります。
あの基準の中には《血圧》《脈拍》を中心とした項目があり《運動中止・継続・休憩を挟み継続》を判断していきます。



私の中で「呼吸数も入れないのはなんでやねん」という疑問点があります。
一応《自覚症状》というくくりには入ると思うのですが...
なので疑問点も踏まえながら書いていこうかなと思います。



『呼吸困難感』



これは呼吸器疾患を理解する上では欠かせないものと思っています。
では、想像してみてください。肺や気管が障害されたら苦しくなると思いますか?



「は?当たり前だろ?頭おかしいの?」と思った人がいたら
「じゃあなんでなのか説明してみろよ馬鹿野郎」
と言ってやりたいですね(笑)



実は『呼吸困難感』というものは
当たり前のようで当たり前じゃないんですよー!



確かに
呼吸器疾患の患者さんは呼吸困難感を訴えることは多いですが、呼吸困難感があるからといって必ず呼吸器疾患があるということではありません!



健常な方でも、100mダッシュを思いっきりすれば苦しくなりますしね。
休憩を挟み回復するわけですが。あの孫悟空でえ息切れするんですから。


呼吸困難感には様々な説があり、
現在に至るまで完全に証明できたものはありません。
その中で今いわれていることを書いていきます。



そもそも、『呼吸困難感』とはなんなのか?
ざっと文献や教科書漁った感じだと...
・呼吸運動に伴い生じる呼吸の不快感であり感覚
・不快な感覚の間、呼吸パターンなども変化するため感覚のみ強調する場合に呼吸困難感と呼ぶ
・発生メカニズムに複数の感覚神経系の存在がいわれる点から主観的表現にも違いがある
・しかし、疾患と感覚の表現との間に確実な相関はない



ふむふむ。難しそうな言葉が沢山ありますが、要点としては、
呼吸の不快感
発生にはいくつかの要因が関与
確実な相関はなし
いくつかという表現がミソですかね。



調べるとやっぱり要因がいくつかありました。
それを紹介していきます。
説①:moter command theory(呼吸努力感)
説②:受容器の刺激を感知する呼吸困難感
説③:中枢-末梢ミスマッチ説



いずれもやや難解な感じになるのでこれは分けて話させて頂きので。
理学療法士の方だけならまだしも一般の方にも理解していただきたいので!



自分でハードルを上げてしまいましたので頑張っていきたい思います。
おら日本語しっかりと勉強してくっぞ♪( ´▽`)

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